臨沂空港新旅客ターミナル、初の全面点灯に成功 建設は段階的成果を上げ

近日、臨沂空港新旅客ターミナルで、制御指令が発せられるとともに、施設の照明システムが初めて全面的に点灯した。きらめく灯光が瞬く間にこの近代的な航空ハブを照らし、滑らかで堂々とした建築の輪郭を浮かび上がらせた。この点灯は、臨沂空港新旅客ターミナルの建設工事が段階的な成果を上げたことを意味し、今後の運用開始に向けて堅実な基盤を築いた。

今回の点灯範囲は、ターミナルビル内のチェックインホール、待合エリア、ボーディングブリッジなどの室内空間から、建物の外壁に至るまでをカバーしている。同プロジェクトではスマート制御システムを採用し、機能性と視覚的表現を両立させている。ターミナル室内の照明は、3500K～4000Kの中性白色光を中心に設計され、照度が均一で柔らかく、民航（中国民用航空局）の運用基準を満たすと同時に、温かく快適な待合環境を作り出している。また、BIM（建築情報モデリング）技術を活用した全工程管理を実施し、照明器具を建築構造内に巧妙に隠すなどの技術課題を克服し、シンプルさを極めたデザインで視覚的な美しさを確保している。さらに、使用されているすべての照明器具は光生物安全性検査に合格しており、旅客の視覚的な快適さと健康を根本的に保障している。

「無数の旅を照らし、四方からの旅客を迎える」。新旅客ターミナル照明システムの点灯成功は、工事建設が段階的な勝利を収めたことを示すだけでなく、「安全型、緑型、スマート型、人文型」の「四型空港」（四型机场）という発展理念の具体的な実践でもある。今後、臨沂空港新旅客ターミナルは光と影を媒介に、旅客に快適でスマートな新しい旅行体験を提供し、民用航空の高品質な発展に貢献していく。

编辑：杜凤蕾