
11月1日、山東高速集団が投資・建設した臨沂・滕州高速道路プロジェクトにおける柳樹荘結合部から費県南結合部までの区間が正式に開通した。同区間の開通は、山東高速集団が「交通強国・山東モデル区」建設を支援する上での重要な成果の一つであり、臨沂市の経済高品質発展に新たな強力な原動力を注入すると期待されている。
報道によると、今回開通した区間は東方向にG2北京・上海高速道路まで延伸し、全長34.1キロメートルで、両方向4車線の標準で建設されている。路床幅は27メートル、設計時速は120キロメートルで、臨沂市嵐山区や費県を通過し、費県東・新橋の2つの料金所、探沂サービスエリア、以及崮山・柿樹湾・青山・利尖崮の4つのトンネルを貫通している。
臨沂・滕州高速道路は、山東省高速道路網「横8線」の重要な構成部分であり、全長140.77キロメートルに及ぶ。同プロジェクトでは建設モデルを革新し、全体的な調整を行いながら科学的な施工を推進しており、高速道路本線の通行効率を保障すると同時に、周辺地域への便利な高速アクセスルートを開拓している。現在までに107.1キロメートルの建設が完了しており、うち臨沂市境内では71.2キロメートルが開通済みとなっている。
「一つの高速道路が、一層の利便性と一路の美しい景色をもたらす」。柳樹荘結合部から費県南結合部までの区間の開通により、北京・上海高速道路との相互接続が実現し、日蘭高速道路と嵐菏高速道路の間に新たな東西方向の輸送路が形成された。これにより、地域の高速道路網構造と局所的な交通循環が大幅に改善され、G327・G206国道や浜台快速道路とも連携し、周辺住民の日常通勤や長距離移動に効率的で便利な新たな選択肢を提供している。また、沿線にある沂蒙山銀座天蒙観光区、中華奇石城、利山渓、雲瀑洞天、荷花湾、許家崖などの風景区をつなぎ合わせ、交通の優位性を「交通・観光融合」の発展に転換させる役割を果たすと見込まれている。
编辑:杜凤蕾