2025上海ブックフェアが今月19日、上海展覧センターと上海書城で閉幕した。多くのネットユーザーが、ソーシャルメディアに、ブックフェアで購入した書籍や文化クリエイティブグッズをアップしている。中でも、人民文学出版社傘下の文化クリエイティブブランド「人文之宝」が打ち出した「魯迅シリーズ」の毛糸のチョッキが注目を集めている。
ネットユーザーは、「ブックフェアでは本は1冊も買わなかったけど、魯迅が着ていたのと同じデザインのチョッキは買った」、「とても素敵。ゆったりしたデザインで文豪の風格が漂っている」といった声を寄せている。
人民文学出版社の文化クリエイティブ部のスタッフによると、この毛糸のチョッキは、現在は魯迅博物館に収蔵されている1930年に魯迅が着ていた紫の縄編みのチョッキをモチーフにしている。このチョッキは、1926年秋に、魯迅の妻・許広平が広州から魯迅に送った手編みのチョッキだ。魯迅はそれを着て、教壇に立ち、友人と会い、写真を撮影し、机に向かって執筆に励んだ。
スタッフは、「今年発売されたこのチョッキは人気を集めている。当社所属のある作家などは、『これを着て机に向かうと、いつもより執筆が進む』と言っていた」とした。(編集KN)
编辑:杜凤蕾