越劇『書聖王羲之』の紹介

越劇「書聖王羲之」が主に王羲之と郗璿（キスイ）の恋の物語また出仕した後隠居に向かっていくことを演繹した。

王羲之（３０３年－３６１年）が子供の頃から衛夫人に書道を勉強した。成年になってから北方を遊歴し書道芸術に急速な進歩を遂げた。東晋時代の太尉郗鑑（キカン）が自分の教え子を派遣し琅邪（ロンヤー）王氏の家族の中から自分の娘婿を選ぶこととした。王氏家族の若者たちが娘婿を選ぶことと聞いて、みんながよく身支度（みじたく）を整えて全部上品そうであるのに、東側のベッドでお腹をむきだして、落ち着いてものを食べていた王羲之だけが選ばれた。これも「東床快婿」という物語である。しかし、王羲之が秘め事があるので、结婚を拒んで衛夫人がいる剡県（現在の嵊州）に逃げた。息子の李充が剡県の県知事なので、衛夫人が剡県に来て、県城に近い独秀山に転居した。大胆に愛情を求める郗璿が剡県まで追いかけて、衛夫人が二人の間を取り持つことより、お二人がついによい縁組をした。

王導の教え子王述が娘婿と選ばれなかったので、心に恨みを抱いている。そして、王羲之が若い時の幼馴染みの感情を利用して仕返しした。王羲之がすごくショックを受けて、精神的にはほとんど崩壊したが、妻の郗璿から激励されたので、やっと元気を奮い起こした。

その後、王羲之が会稽の宦官の職務を引き継いだが、王述が陽州の長官と抜擢されて、王羲之の上司となっていた。王羲之が会稽に千古の名作「蘭亭序集」を完成できた。彼は在職した時、農業を重視し人民を愛している。穀物倉庫を開放して災害者を救済し、お酒を禁止して食糧を節約する。汚職を懲罰することなどたくさんのいいことをやったが、彼の上司が故意に粗探しをして再度王羲之を攻撃した。王羲之が心の怒りを抑えることができなく官職を辞めて、「蘭亭序集」を完成できた二年後に家族を連れて剡県の金庭に隠居した。

责任编辑：徐珍