バス運転手が流暢な英語で外国人に道案内、乗客も誇りを感じる

バスの中で外国人に出会ったらどうする？臨沂のバス運転手がどのようにスムーズに対応するかを見てみよう！彼は流暢な英語で外国人に道を案内し、外国人から連続して感謝されただけでなく、車内の他の乗客も大変誇らしく感じた。

7月31日の朝7時、臨沂公交グループのバス運転手・祖超倫氏はK92路バスを運転し、蘭山區双嶺路長距離バス停から臨沂高速鉄道駅へ安定的に走行していた。

車両が翰林公園駅に停車した時、2人の外国人が乗車してきた。そのうちの女性が祖超倫氏の前に携帯電話を差し出し、画面には地図アプリでマークされた目的地が表示されていた。祖超倫氏は携帯電話を受け取ってよく見た後、頷いて合図をし、流暢な英語で「魯商センターへ行くには金泰舒格蘭駅で降りる必要があります。先に座ってください、到着したらお知らせします」と話した。明確な案内により、女性はすぐにルートを理解し、連続して頷いて感謝した。

車両が金泰舒格蘭駅に近づくと、祖超倫氏は事前に英語で2人の外国人に「次の駅で降りて、この道をまっすぐ行き、最初の交差点で左折すると着きます」と注意した。外国人がバッグを持って降りようとしているのを見て、彼はさらに帰りのルートと乗車位置を教えた。細やかな案内に外国人は大変感動し、降車前に特意的に運転席まで行き、親指を立てて感謝を表した。

前後2回、祖超倫氏は英語で外国人とコミュニケーションを取り、約2～3分間続いた。この一幕はちょうど同乗していた于氏に見られ、「当時はとても誇らしく感じました！」と于氏は興奮して語った。「バス運転手がこんなに良い英語力を持っているとは思いませんでした。外国人を助けただけでなく、臨沂の面目を立ててくれました。ここ数年、臨沂の発展は速く、都市のイメージはますます国際的になり、バス運転手さえもこんなに「強靭」で、本当にすごいです！」

祖超倫氏は典型的な「90年代生まれ」で、大学卒業後すぐにバス業界に入った。「私たちの世代は学生の時代に英語を学びました。精通とまでは言えませんが、勇気を持って口を開けば、日常的なコミュニケーションは問題ありません」と彼は話した。K92路バスルートは長距離バス停、臨沂大学、高速鉄道駅などの重要拠点を結びつけ、都市の対外交流の「移動する窓口」であり、毎日世界中から来る外国人に出会う可能性が多い。彼は空いた時間を利用して英語の会話表現を自習し、臨沂のバス用語、駅名、道尋ねの対話や有名な観光地、特産品などの情報を付箋に記録し、時々取り出して練習している。

「外国人が臨沂に来てくれたら、単に道を見つけてもらうだけでなく、臨沂の熱意を感じてもらいたいです」と祖超倫氏は素朴に語る。運転手の多くは英語が話せるが、表現するのを恥じているだけで、最初の言葉を勇敢に話せば、コミュニケーションに障害はないといえる。

编辑：杜凤蕾