第二十一回臨沂書聖文化祭：青少年が漢服をまとい儒家文化を体験

9月20日、中国山東省臨沂市の孔廟で、第21回書聖文化祭の一環として「沂蒙の子どもたちで論語を書く・筆の香りで書聖の遺風を伝える」イベントが行われた。

当日の孔廟では、伝統的な漢服を身にまとった地元の青少年たちが、古風な建物の中で儒家の礼儀を学び、『論語』の教えを理解し、毛筆で書道を練習するなど、多様な体験活動を通じて儒家思想の核心を感じ取り、書道芸術の伝承に取り組んだ。

その中で、一名の地元の年少書道愛好家は、マダガスカルから来た臨沂大学の留学生と直接交流し、毛筆の正しい持ち方や運び方について詳しく話し合う場面も見られた。また、他のコーナーでは、複数の青少年が留学生たちと一緒に『論語』の名篇を朗読し、文意を共同で解釈するなど、文化を通じた国際的な交流も活発に行われた。

臨沂市は「書聖」王羲之の故郷として書道文化の伝統が深く、毎年開催される書聖文化祭は、地元の伝統文化を活性化し、青少年の文化自信を高める重要なプラットフォームとなっている。

编辑：杜凤蕾