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9月20日午後、臨沂市で第二十一回書聖文化祭の開幕式が行われ、同日、臨沂王羲之故居では「再び『蘭亭序』を——第5回全民書道大会」イベントが並行して開催された。

臨沂大学から参加した国際学生のと穆小天(ムー・シャオティアン)と周絢絢(ゾウ・シュエンシュエン)。
このイベント会場には長い卓が並べられ、毛筆、墨、紙、硯などの書道用具が整えられており、参加者たちは王羲之の代表的な書作や伝統的な詩文などを書き下ろした。書き上がった作品は、会場に来場した一般群衆に無料で贈呈され、書道芸術の普及と書聖文化の親しみやすさを伝える役割を果たした。

特に注目されたのは、臨沂大学から参加した国際学生の周絢絢(ゾウ・シュエンシュエン)さんと穆小天(ムー・シャオティアン)さんの姿だ。二人は現場で「師事」する形で、地元の年少書道家たちに直接話しかけ、毛筆の運び方、墨の濃淡の調整、文字の構図などの書道テクニックを学んだ。紙の上で文字を練習しながら、年少の先生たちから細かい指導を受ける姿は、会場の温かい雰囲気を一層高めた。

周絢絢さんは「『蘭亭序』を直接書いてみて、文字の間に含まれる韻律と美しさを実感でき、書聖の故郷の濃厚な文化雰囲気に浸ることができて幸せだ」と感想を述べ、穆小天さんも「書道を通じて中国の伝統文化を理解する新しい視点が得られた」と話した。
臨沂は「書聖」王羲之の誕生地で、書道文化の根付きが深い。今回の書聖文化祭と全民書道大会は、地域の文化遺産を活性化するだけでなく、国内外の人々に書道の魅力を伝え、文化交流の架け橋としても機能している。
编辑:杜凤蕾