临沂市で「国と家を慶び、愛に満ちた沂蒙」集団結婚式、伝統あふれる儀式で新生活の幕開け

9月26日午前、「家国同慶 愛満沂蒙（国と家を共に慶び、愛が沂蒙地方に満ちる）」をテーマとする2025年臨沂市集団結婚式が五洲湖広場で温かく開幕した。当日、80組の新郎新婦は伝統的な結婚衣装をまとい、招待客や市民の共同の証のもとで、順番にアーチを通過し、赤いカーペットを歩み、火鉢を越える儀式、三回の拝礼を行うなどの伝統的な儀式を完了させた。それぞれのプロセスには、美しい生活への期待が込められていた。

結婚式の中では、金婚（結婚50周年）を迎えた10組の夫婦が特別にステージに招かれ、手作りの家風・家訓の書道巻物を新婦たちに贈呈した。長年の人生経験で培われた知恵を通じ、新しい家庭に優れた家風を伝承し、幸せな家庭を共に築くよう励ます言葉を贈る場面は、在席者の心を深く打ち動かした。

この伝統の香りあふれる集団結婚式は、臨沂市が風俗の革新を推し進める取り組みの一つの生きた事例と言える。近年、同市は「政府がリードし、協会が自治し、市民が参加する」仕組みの構築に力を入れ、全省で率先して各県・区をカバーする結婚式業界協会を設立。760社以上の結婚式関連企業に「五つの公開」（料金・サービス内容などの透明化）の約束を自発的に実践するよう誘導するとともに、多様な施策を通じて市民が結婚の新しい風習を自覚的に実践するよう促してきた。現在までに、全市で各種風俗革新イベントは計5万9000件以上開催され、670万人以上の市民に恩恵を与えている。

编辑：杜凤蕾