「一帯一路」共同建設第3回臨沂商城国際バイヤー大会、99カ国・地域から2000人超の買い手を集結

10日、中国山東省臨沂市国際博覧センターにおいて、期間3日間の「一帯一路」共同建設第3回臨沂商城国際バイヤー大会が開幕した。本大会は「一帯一路」沿線国々との経済貿易協力を深め、臨沂商城の国際的な知名度と影响力を高めることを目的として開催され、ヨーロッパ、アフリカ、東南アジアなど世界99の国と地域から2000人以上の国際バイヤーが参加したほか、臨沂市地元の2000社を超えるサプライヤーが出展し、金物、労働保護用品、自動車部品など多岐にわたる品目の商品を展示・販売した。

大会期間中、主催者側は多言語通訳サービス、バイヤーとサプライヤーの精密なマッチング支援、商談会場の専門的な配置など、貿易取引の全プロセスをカバーする支援体制を整えている。これにより、海外バイヤーは現地で複数の品目を一度に調達できる「ワンストップ」の採購体験を享受し、商談の効率化と貿易機会の拡大が図られている。

臨沂市は中国北部の重要な商品集散地として、長年にわたり「商城」としての基盤を強化してきた。今回の大会を通じて、臨沂産商品が「一帯一路」沿線市場の多様なニーズに応える高い適合性と、価格、品質、供給安定性における国際競争力が改めて証明された。同時に、「品質の臨沂・世界に売買」（好品临沂・买卖全球）という地域ブランドの認知度がさらに向上し、臨沂が今後も「一帯一路」国際貿易ネットワークにおける中核拠点としての役割を発揮していくことが期待されている。大会の最終日には、国内外企業による多数の貿易契約が締結される見込みで、地域経済の国際化と持続的な成長に大きな推進力を与えると見込まれる。

编辑：杜凤蕾