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10月23日、山東省臨沂市北城新区にある軍聯農産物市場で、臨沂市検査検測センターの職員数名が、市場内の各店舗で販売されている白菜、レタス、トマトなどの生鮮野菜を無作為にサンプリングし、検査のための準備を進めていた。現場では、職員がサンプルの採取場所、品目、販売者情報を詳細に記録し、密閉容器に入れて検査機関へ搬送する手順がスムーズに行われていた。
今回のサンプリング作業は、臨沂市検査検測センターが実施する「第4四半期食品安全特別検査」の一環。同センターは「秋から冬にかけて、生鮮食品の保存期間が短くなり、食品安全リスクが相対的に高まるため、市民の「舌先の安全」を厳格に守り、確かなデータで食品安全を支える」と説明。今回の特別検査の対象範囲は臨沂市全域に及び、軍聯農産物市場のような農産物市場のほか、大手スーパーマーケット、飲食店、食品小売店など、市民の日常的な食生活に密接に関わる場所を網羅している。
検査品目については、今回サンプリングした生鮮野菜を始め、リンゴ、梨、オレンジなどの果物類、大豆、小豆などの豆類、鯖、鰹、海老などの水産物、鶏肉、豚肉、牛肉およびその副産物(内臓など)など、市民が頻繁に購入する主要食品カテゴリーを全てカバー。総計で1500件以上の試料を採取し、残留農薬、獣医薬品残留、微生物汚染、添加物濫用などの項目について精密検査を行う。今後、検査結果は速やかに公表され、問題がある食品については関連部門と連携して処理を行う予定。
编辑:杜凤蕾