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2025年上半年 臨沂発中欧班列が累計66本運行

2025-07-07

7月2日、汽笛の音が鳴り響く中、タイヤや金属製品などを満載した「斉魯号」中欧班列が臨沂市朱保駅を出発し、霍尔果斯検査関を経由してウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタン、キルギススタン、トルクメニスタンの中央アジア5カ国へ向かって出発した。この貨物は合計110TEU(20フィート相当コンテナ)で、貨物価値は225万9600米ドルに上る。

臨沂税関の統計によると、今年6月30日までに、臨沂発の中欧班列は累計66本を運行し、前年同期比40.43%増加した。輸送コンテナ数は6724TEUで同33.10%、輸送貨物価値は11億7300万元(人民元)で同37.5%増となり、いずれも過去最高を更新している。

海運と比較して、中欧班列は中央アジアやヨーロッパへの貨物到着時間を大幅に短縮し、企業が国際市場の需要に素早く対応できるよう支援している。また航空輸送と比べると、中欧班列の「大量輸送・低エネルギー消費」の特徴により、物流コストを顕著に削減している。加えて、班列の運行は天候の影響を受けにくく、輸送の安定性が高い。臨沂の厚い産業基盤に頼り、班列で輸送される品目は繊維製品や機械類など幅広い分野をカバーし、多様化する輸出需要を満たしている。

臨沂税関は効率的なサービスで班列の運行をサポートしている。事前申告を通じて貨物の出荷検査を実現し、通関時間を50%以上短縮した。「班列通関グリーンルート」を設置し、専門担当者が業務を対応することで班列の定刻出発を保障している。同時に税関は企業に入り込んで政策説明を行い、原産地証明書の発行などの優遇政策の有効利用を指導するとともに、鉄道部門と連携して情報共有メカニズムを構築し、輸送上の課題を迅速に解決している。

臨沂発の中欧班列は地元企業が国際市場を開拓するための道を開くだけでなく、沿線地域の経済貿易協力に活力を注入している。今後、臨沂税関はサービスのさらなる最適化を続け、中欧班列がより高い効率とより優れたサービスを目指して前進するよう推進し、地域経済発展に新たな動力を与えていく予定である。

编辑:杜凤蕾

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