山東省出身の薛其坤氏が2023年度国家最高科学技術賞を受賞

6月24日夜、2023年度国家最高科学技術賞が北京で発表され、李徳仁院士と薛其坤院士が受賞した。

李徳仁院士は写真測量・リモートセンシングの研究を手がける著名な学者で、中国の測量・製図リモートセンシングによる地球観測レベルの向上に尽力してきた。

薛其坤院士は凝縮系物理学分野の著名な科学者で、多くの科学研究を主導してきた。同氏は研究チームを率いて量子異常ホール効果を初めて実験で確認し、世界において重要な学術的影響を及ぼしている。また、ヘテロ接合体の中で界面強化された高温超伝導性を発見し、高温超伝導分野の新たな研究方向を切り開きた。

凝縮系物理分野の有名な科学者である薛其坤氏の故郷は山東省臨沂市蒙陰県の貧しい山村だという。同氏は努力と知識の勉強によって山を出て、山東大学に合格した。1984年に卒業してから曲阜師範大学物理学部に入って、彼は仕事をしながら大学院を受けて、山で育った人として、登山は彼にとってほとんど本能であり、登山に必要な強靭さとおおらかさはすでに彼の遺伝子に刻まれており、彼は勉強を登山として、最終的に中国科学院物理所に合格した。

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