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ロボットを人間に似せなければならないか? 政協委員の答え

2026-03-11

国家発展・改革委員会の鄭柵潔主任は、第14期全国人民代表大会第4回会議の経済テーマ記者会見で、「現在、ロボットは2つの方向に向かって発展している。1つは、より人間に近づくことで、幅広い応用の見通しがある。もう1つは、人間らしさからますます遠ざかり、産業の発展ニーズに基づき、指が6本や8本になったり、腕が5、6本を持ったりすることもあり得る」と述べた。科技日報が伝えた。

ロボット産業の急速な発展に伴い、近年社会では「ロボットを人間に似せなければならないのか?」「エンボディドAIの究極の形態はどうあるべきか?」といった議論が多くなされている。

深セン蛇口のK11 Art House映画館にある人型ロボット。画像提供:深セン市越疆科技股份有限公司


深セン蛇口のK11 Art House映画館にある人型ロボット。画像提供:深セン市越疆科技股份有限公司

全国政協委員であり、中国科学院自動化研究所の研究員である趙暁光氏は、エンボディドAIとロボット分野の専門家だ。趙氏は、上述した疑問に対して、「ロボットはあえて人間に似せる必要はない。重要なのは、賢い頭脳と器用な身体を持つことであり、外見が人間に似ているかどうかは重要ではない」と明快に答えた。

エンボディドAIが現実のものとなる鍵は「社会実装」にある。今年の全国両会(全国人民代表大会・中国人民政治協商会議全国委員会)で、趙氏が注目する重点の一つは「エンボディドAIの応用加速」だ。同氏は、エンボディドAIロボットを工場や家庭に普及させ、先端技術を新たな質の生産力へと変え、実問題を解決することこそが最善の道だと考えている。

工場への導入は、製造業の柔軟な未来を支えるためだ。寧徳時代(CATL)の生産ラインで高圧接続作業を行う「小墨」から、富臨精工の作業場で3交代制で働く搬送ロボットまで、これらは危険な反復作業を代替し、精度と効率を向上させ、中国の製造業をより強靭なものにしている。彼らは労働者の姿に似ている必要はないが、生産ラインにおける最も信頼できる「新しい同僚」になり得るのだ。

人型ロボット「小墨」。画像提供:寧徳時代


人型ロボット「小墨」。画像提供:寧徳時代

家庭への導入は、日常生活における真のニーズに応えるためだ。高齢者の介護や子供の世話、家事支援において、ロボットに高い外見的魅力を必要とせず、言葉を理解し、感情を読み取り、助けになることが求められている。適切なタイミングで警告を発し、辛抱強く耳を傾け、着実に手助けができるなら、それこそが最高のパートナーだ。趙氏は、「今後3〜5年で、多種多様なロボット製品が家庭に入り込むだろう」と予測する。

全国政協委員であり、中国科学院計算技術研究所の研究員である張雲泉氏も趙氏の見解と一致している。「ロボットにとって最大の試練は、針に糸を通したり、洗濯や料理をしたりといった技術であり、その裏にあるのは器用な手先の技術だ。これはロボットが人間の形をしていることよりも遥かに重要である」と語る。

結局のところ、ロボットの究極の目標は人間に奉仕することだ。エンボディドAIが「人間型ショー」という華やかな舞台から降り、着実に工場へ入り、安定して家庭へと普及し、能力を現場のニーズに合わせ、価値を生活に近づけていくとき、私たちは初めて真のインテリジェント新時代を迎えることになる。(編集YF)


编辑:杜凤蕾

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