外国留学生、月餅製作ワークショップで中秋の伝統を体験

中国の伝統祝日「中秋節（ちゅうしゅうせつ）」が近づく中、近日、臨沂大学の外国留学生が臨沂市秋香月餅の生産ラインに訪問し、そこで「月餅製作ワークショップ」が開催された。来訪者として臨沂で留学しているアジア、ヨーロッパ、アフリカなど6カ国以上の外国留学生が参加し、中国のシェフや現地学生の指導のもとで月餅を手作りし、中秋節の伝統文化と風習を身近に感じ取った。

中秋節は「団欒の日」として重視され、月餅はこの祝日を代表する伝統菓子で、「円い形」が「家族団欒」を象徴している。今回のワークショップでは、まずシェフが中秋節の由来（嫦娥奔月の神話など）、月餅の歴史、様式（広東式、蘇州式、北京式など）について説明し、留学生たちの関心を引きつけた。続いて実技体験では、留学生たちは皮の捏ね方、餡（あん）の包み方、型抜きの仕方を一つずつ学び、自分の好きな餡（棗泥、蓮子、五仁など）を選んで月餅を制作した。

一部の留学生は初めは皮と餡の比率を把握するのが難しいと感じたが、現地学生の手伝いを受けて順調に完成させ、焼き上がった月餅を召し上がる際には嬉しそうに「自分で作った月餅は一番美味しい！」「中秋節の意味を理解できた」と話した。多くの留学生は完成した月餅を同室の友達と分かち合い、中秋の温かみを共有した。

编辑：杜凤蕾