近日、臨沂市蘭山区の一つの小学校で、「国際友好交流~書道で架ける友情の橋」イベントが開催された。臨沂大学からの10人の外国留学生が、この小学校の4年生の「小さなクラスメイト」たちと一緒に書道を学び、筆と墨を通じて中国伝統文化を体験し、特別な交流の日を過ごした。
臨沂は「書聖」王羲之の故郷で、書道文化の底辺が深く、地元の小学校でも書道が必修の課外活動として実施されている。今回のイベントでは、まず小学校の書道の先生が毛筆、墨、紙、硯台(すずりだい)といった書道用具の使い方、基本的な筆の運び方(横、豎、撇、捺など)を簡単に説明した。その後、留学生たちはそれぞれ1~2人の「小さなクラスメイト」と一組になり、「小さなクラスメイト」の指導のもとで書道の練習を始めた。
「小さなクラスメイト」たちは丁寧に留学生に筆の持ち方を教え、「この字はもう少し右に傾けた方が良い」「墨は少し多いです」と親切にアドバイスし、留学生たちも積極的に質問をし、一緒に「友」「愛」「和」といった友情や平和を意味する漢字を練習した。イベントの最後に、留学生たちは自分で書いた作品にサインをし、「小さなクラスメイト」に贈り、「小さなクラスメイトはとても優しく、書道は難しいけれど面白い」「この作品を大切に保管する」と交流の余韻を楽しんだ。
编辑:杜凤蕾