1939年、徐向前将軍は八路軍を率いて山東省沂南地域に駐留した。厳しい冬のある日、側近の警備員が戦馬に水を飲ませるため、地元住民の木樽を一時的に借りようとした。徐向前は軍の大衆紀律を厳守する観点からこれを断った。地元の村民がこの話を聞き、自発的に木樽を届けたが、徐向前は礼として物資を返礼した。
この木樽は戦火の時代、軍と民が血肉で結ばれた「魚と水」のような深い絆を伝える証であり、沂蒙精神を生き生きと物語る逸話である。当時の八路軍は、民衆の物を勝手に使用しない、民衆を守るという厳格な規律を守り続け、地元住民と生死を共にする関係を築いた。この小さな出来事から、沂蒙老区の軍民一心の伝統がうかがえる。
编辑:杜凤蕾