臨沂経済>
臨沂市の豚肉市場で価格が過去最低水準に落ち込み、生豚買い入れ価格は1斤5元を割り込み、小売価格も大幅に低下した。市民からは「価格が非常に手頃だ」との声が上がっている。
3月30日、記者が臨沂駅前農産物市場や沂蒙路沿いのスーパーを取材したところ、豚肉小売価格は前年同期比で明らかに下落していた。駅前市場の小売業者は、モモ肉が1斤10元程度で前年より2元以上安く、バラ肉や赤身肉も下落し、ここ数年の安値圏にあると説明した。
一方、養殖現場は厳しい状況が続く。沂水県の養殖場責任者によると、現在の出荷価格は1斤4.7元にとどまり、6年ぶりの低値を記録。一頭飼育するごとに300~400元の損失が出ており、飼料や人件費が高止まりする中で採算が取れない状況だ。
今回の価格急落の核心的原因は過剰生産にある。これまで養殖業の収益期間が長かったことから増産が相次ぎ、繁殖雌豚の頭数が基準を超え、飼育効率の向上も相まって出荷頭数が大幅に増加した。春節後は消費が淡季に入り、鶏肉や羊肉などの代替品が需要を奪い、供給過剰・需要低迷の構造が形成された。さらに飼料価格上昇で収益が圧迫され、一部経営者が恐慌的な出荷に走り、価格下落を加速させた。
関係筋は、過剰生産は短期的に解消しにくく、価格は低位で推移する可能性が高いと分析。消費者にとって低価格のメリットは続く一方、養殖業者は規模を合理的に調整する必要があり、業界は再編成を経て需給バランスに回帰するとみられる。
编辑:杜凤蕾